第20回リトルコンサート

みんなが主役になれる発表会を

やっとお写真が届きましたので、

リトルコンサートのご報告をさせていただきます。

 

ぼちぼちと準備段階はブログでもお伝えしてきましたが、

今回はコロナ禍からの脱却()を目ざす意味においても、

「皆んなと思いきり楽しみたい!」の気持ちMAXの回となりました。

 

 

室内楽を体験しよう!

未曾有の数年間、

いろんな事をがまんして過ごしてきた子どもたちを見ていて、

私の中に「ぜひいろんな人たちと一緒に音楽を楽しんでほしい」との気持ちがムクムクと芽生えました。


直に楽器の豊かな音色や、

生の音のエネルギーを身体で受けとめてほしいなぁと。

(画面越しなどではなく…)

 

そこで久しぶりに、ヴァイオリン&チェロとの室内楽体験を

企画することにしたのです

とくに大きい生徒さんたちには、

どなたが聴いてもすぐ分かる名曲を

選曲するように心がけました。

 

なぜなら、ご家族やご親戚、

それからもちろんご本人たちにも

「ここまでピアノをがんばってきた意味」を噛みしめられるステージにしたかったのです。

 

 

この選曲が功を奏したのか、

まだまだ小さくて今回はアンサンブル体験に参加できなかった生徒さんたちのハートにも響いたようです。


「いつか絶対、ヴァイオリンの人と弾きたい!」と、

その後のレッスンで、すごい勢いで教本を一冊終わらせてしまった生徒さんが出たり、

「ウルッときた!」という可愛い感想を後日、そっと聞かせてくれたり。


    

ヴァイオリンとチェロのお二方には、

ご指導の段階から、子どもたちをぐんぐん引っぱっていただきました。

おかげでリハ後には、音楽がひと回り大きくなった様な気がしています。

またとない機会をお作りいただいてとても感謝しております。

 

私ですら、レッスン室で聴く甘くも深い弦楽器の響きに、

久しぶりに心が揺さぶられました。

 

 

 

GarageBand体験からうまれたステージ

それから、ここでもお伝えしていたGarageBand体験。

その成果を披露する

GarageBandステージ」も同時に行いました。

 


高学年の生徒さんが、

自分で選んだ曲のスコアを入力したデータと、アンサンブルするのです。


打ち込み段階では、複雑なスコアに結構苦戦も強いられましたが、

当日は気持ちよく演奏できました。


これも今の時代のピアノの楽しみ方。

そして大きな自己表現のスキルだと思います。




小さな生徒さんたちは、もちろんいつもの様に

親子連弾を楽しみました。


「みんなが主役になれる発表会を」

これを思いっきり実現した充実の1日になりました。